Marketing Journey

使命と自己実現のマーケティング

利益の体系から、創造の体系へ

マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。

これは、アメリカマーケティング協会によるマーケティングの定義です。

マーケティングの考え方や手法は時代に応じて日進月歩で進化しており、定義も様々ですが、一般論として言えることは、利益が目的であるということではないでしょうか。 ※近年、マーケティング3.0、ソーシャル・マーケティングなど、社会的意義を目的としたマーケティングコンセプトも誕生してきています。

このような利益を目的としているマーケティングを、便宜的にマーケティング・マネジメントと呼ぶことにします。

一方、当ブログにて提案するコンセプトであるマーケティング・ジャーニーの目的は、より良い世界の創造です。

先ほどのアメリカマーケティング協会の定義を基にすると、以下のように表現出来ます。

マーケティング・ジャーニーとは、より良い世界の創造のために、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。

マーケティング・マネジメントの主な目的である利益は、世界の創造のための手段として位置付けています。

19世紀に誕生したとされるマーケティング・マネジメントの体系は、熾烈な市場競争の中で発展を続け、今や社会に大きな影響を与え、新たな流れを生み出す力を秘めています。

そのマーケティング・マネジメントをより良い世界の創造を目的とした体系として再構築しようというのが、マーケティング・ジャーニーというコンセプトの試みであり、提案です。